ベルリン・ディフェンス

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Feb 12, 2015, 3:49 AM |
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ご無沙汰しております……と言ってもこのブログを読んでくださっている方がどれほどいらっしゃるかはわからないのですが。いろいろと忙しく更新ができずにおりました。

Chess.comでのブリッツでの体感ですが、中盤でのタクティクスが見えるようになってきて、タクティクスの勉強をやっている効果が現れてきたのかな、とも思います。

さて本日はロペスのベルリン・ディフェンスです。この図の局面ですね。

かなり起源としては古い定跡で、19世紀のSteinitz-Chigorinの棋譜もあります。その後Laskerも黒で用いてMarshallを倒していたりするわけですが、その後はほとんど用いられなくなったようです。

しかし下火になって半世紀以上たった2000年のKasparov-Kramnikのタイトルマッチで黒を持ったKramnikが用い、それ以来にわかに用いられるようになっているということのようです。

というのもBerlin Defenseは非常にドローになりやすいということで知られているようです。データベースによればOpen Berlin, すなわち4. O-O Nxe4と進んだ局面では48.8%がドロー。このラインだとこの後クイーン交換になるんですね。

そんなBerlin Defenseですが、Chess.comの対局だと4... Bc5からセンターでの戦いになることが多い気がします。Marshallほど1手で形勢を損ねず、黒番でもアグレッシブに指したいという人には向いているのかもしれません。

というわけで自戦記をひとつ。Berlinの4... Bc5からものすごい乱戦になったものです。

中盤が特に難解で、4分くらいしか残していなかったためいわゆる「指運」で指していました。結果、コンピュータ解析をしたところ悪手だらけ。

コンピュータ解析の結果は一部除いてあります。見づらくなるのを避けるためです。