ゴールデンオープン参加記

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2017/05/06 8:03 |
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ゴールデンオープン3日コースに参加してきましたので参加記を書きます。

今回のゴールデンオープンでは、2つの目標を事前に立てました。

  1. ポイントは5.0/8.0を取りたい。
  2. 候補手として検討していない手を時間切迫で思い付きで指さない。コトフ・シンドロームを無くす。

特に手の読み方に関しては、コトフのThink like a grandmasterを勉強し始めたこともあり、特に重点的な目標としたいと思っていました。

目標の達成結果としては以下の通りです。

  1. ポイントは4.0/8.0で目標には届かなかった。
  2. 候補手を絞り、その候補手の中から指す手を決めることができた。

各局の色と状況は以下の通りです。

  1. 黒番, Benoni defense, 62 moves, 1/2-1/2
  2. 白番, French, Tarrasch, 7. Ngf3 (Korchnoi-Gambit), 56 moves, 1-0
  3. 黒番, Trompowsky Attack, 44 moves, 1/2-1/2
  4. 白番, King's gambit, 59 moves, 0-1
  5. 黒番, Nimzo-Indian, Saemisch, 38 moves, 1-0
  6. 白番, Sicilian, Anti-Taimanov (Szen), 45 moves, 1-0
  7. 黒番, English, Symmetrical, 56 moves, 0-1
  8. 白番, Sicilian, Najdorf, English Attack 10... a5, 28 moves, 0-1

オープニングの準備内容であった、「白番はSpanish, French Tarrasch, Open Sicilianを使い、黒番はSicilianとNimzo-Indianを使う」というものは役に立っています(第1局のBenoniと第4局のKing's Gambit、第7局のSymmetrical Englishも以前準備したことのあるオープニングでした。第3局はNimzo-Indian風に指しました。)

勝った第2局、第6局、第7局に関しては、すべてクイーンレスのエンドゲーム(第2局: B vs N, 第6局: R+R vs R+N+N, 第7局: R vs R)での勝利であり、エンドゲームの勉強は引き続き続けていきたいと思っています。ただ、そこに至る前に必ず駒損していてエンドゲームで無理やりひっくり返す方法で勝っており、課題が残る勝ち方です。

ドローの2局(第1局, 第3局)に関しては、どちらもレーティングが500ほど上の方との対局で、この結果は望外としか言いようがありません。

敗局となった3局は、どれも現在の自分の弱点が浮き彫りになっている対局です。

第4局(King's Gambitの白番)は、序盤の構想が悪く、1ポーンダウンしてその悪さを最後まで挽回できなかった対局です。

第5局(Nimzo-Indianの黒番)は、見落としがあり、エクスチェンジダウンした対局です。

第8局(Najdorfの白番)は、

  • そもそもEnglish Attackの指し方がわかっていない。(Najdorfに対しては6. Rg1のラインを使おうと考えていましたが、とっさにEnglish Attackが指したくなり切り替えました)
  • 見落とし、相手の手の候補手の中に含まれていない手で好手があった。
  • キングサイドアタックの明確なプランが立てられていなかった。

と、現状の弱点をすべて含んでいるような対局です。

 

ゴールデンオープンの対局から学べることは以下のことでした。

  • 序盤の数手のうちからその後の局面の構想を考える必要がある。
  • 候補手を絞って考えすぎているため、局面によっては手を幅広く読むようにする。特に相手の応手。
  • Najdorfの6. Rg1はちゃんと研究する。
  • エンドゲームの勉強は続けていく。エンドゲームを武器にできるようにする。

 

次はサマーオープンに出るつもりでいます。