ねっとり解説 クイーンズ・ギャンビット

ねっとり解説 クイーンズ・ギャンビット

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※重大なネタバレとアレな内容を含みますので
苦手な方はブラウザバックで



私のここ好きポイントを語りながら、私なりに小ネタを解釈していく自己満足ブログです。
再生時間と合わせてネタを書いてくのでよかったら再度見直してみてください。

[00:00] オープニング 
これはそのまんま序盤ってことですね。定跡という意味もあります。

[05:15] 孤児院
キリスト教関連の孤児院に入ります。宗教がというわけでは全然ないですが、少々胡散臭い印象がありますね。子どもに安定剤を常用させるわ、ベスとジョリーンを問題児扱いしてます。この二人の素行はよくなかったかもしれませんが、二人は大人になってから成功を収めています。頭のいい二人がこの孤児院にたいして反抗心を持つのですから、ちょーと怪しいなと。あと思春期の少女に必要な習慣を教えてないところがあり、そこも心配な組織です。

[13:45] ポール ベスの父親
これは偉大なるアメリカの天才ポール・モーフィーを意識してるのかもしれません。単にアメリカだと一般的な名前なのかもしれませんがw


[14:10] 課題を終えたベス
異常な速度で課題を終わらせ、しかも全部あっているという始末(推測)。教師として教え甲斐のなさを感じたのか、教師を馬鹿にしたと腹立ったのかよくわかりませんが雑用を押し付けます。

[15:20] シャイベルおじさんが一人でチェス
9歳のベスが初めてチェスというものを見ます。ここでの定跡はQGDで白からBxf6をした形ですね。ちなみに9歳でチェスを学び始めるというのはワールドトップ層から見ればすごく遅いです。

[20:00] 脳内盤
かなり脳内盤が完成されてますね。強いプレイヤーは脳内盤を必ず持っています。

[21:10] 駒の動き
ベスは見ているだけでチェスのルールを把握しておじさんに挑みます。カパブランカが幼少期に父親が駒を動かすのを見てそれでチェスを覚えて父をボコったエピソードが蘇ります。


[22:33] スカラーズメイト

おじさんが白を持って初めてチェスをするベスを3手でチェックメイトしてしまいます。叩きのめして覚えさせようとする教え方っぽいですね。

[25:15] 負け局面の時には投了せよ
敗勢でも対局を続けようとする姿勢を礼儀がなってないと主張します。人によりけりですね。

[29:20] オープンゲーム
誰に教わったわけでもありませんがこの手順を指しています。これを自らで学び取ったのならば相当のセンスが伺えます。


[30:10] 初勝利
ベスが初勝利して、おじさんは悔しがります。シシリアン・ディフェンスを指すように言い、記述式の棋譜も教えます。

[31:10] 英語では”strategy”といってますが日本語だと”定跡”と訳されています。チェス勢的にはちょっと違うのですが、一般にはわかりづらいためよい配慮だなと思いました。クイーンズギャンビットとは似てもつかぬ攻撃的な定跡を教えています。ちなみにチェスの歴史的にも教育的に見ても最初に攻撃的な定跡を教えて、その後にポジショナルなものを指南するというのは理に適っていると思います。


1.d4を指してクイーンズ・ギャンビットと教えてるシーンがあるのですが、この形ではまだクイーンズポーンなのでは?とちょっと思います。

[33:20] ベス イズ ホワイト
おじさんが先手番を譲ります。少女を一人のチェスプレイヤーとみなした瞬間ですね。おじさんは不器用な性格ですが、心優しい人というのが伝わってきますね。

[34:20] MCO
モダンチェスオープニング、チェス序盤の辞書というもので時代によってはバイブル扱いですね。ずっと大切にしていたであろうこの本をベスに譲ることにしたようです。


[35:50] チェスクラブのガンツ
シャイベルさんはベスの強さを見込んでチェスクラブのガンツを孤児院に呼んで力試しをさせました。圧勝するベスに驚きを隠せません。ガンツはベスに年頃の少女が好みそうな人形をプレゼントしましたが、後々ゴミ箱にダンク。チェス以外興味ないようです。

[40:20] 写真
Say、Queen(日本語で言うはい、チーズ)という謎の掛け声で取られたぎこちない表情の二人の写真。最終章で意味を持ってきます。

[41:10] ガンツ氏から招待
高校のチェスクラブで多面指しの格上側をやらないかという提案。9~10歳の子供に相当な提案です。

[44:10] 薬物についての変更
子どもに不適切な薬物とされたようで、精神安定剤が禁止になります。親を亡くして不安定な状態とはいえ、だれかれ構わず安定剤を飲ますのは私としても反対だったのでいいことだと思いますが、ベスは禁断症状で苦しむことになります。

[47:15] 同時対局会場
素晴らしいですね。黒板に書かれたチープな歓迎文字。盤も駒も統一感が無く、搔き集めて作った会場。眼鏡にチェックシャツの男、あとチェスクラブの人がほぼ男。なぎ倒していくベス。流石です。私はウィキにあったレシェフスキーの画像を思い出しました。

[49:25] バックワードポーン
これはチェス専門用語なのですが、ポーンが出遅れていると訳していますね。全員をボコボコにしたようです。

思ったよりも疲れたのでこの密度でこれ以上続けるかはわかりません。またお会いできたらその時に。