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ゲームをプレーする

ゲームのルールを学んで、今日からさっそくプレーしよう!

駒の動きとボードのセットの仕方を学んだら、次にすることは?ゲームのルールを学ぶこと!このコースでは、始めから終わりまで完全なチェスのゲームをプレーしたい人に向けて構成されています。これらのルールを学べば、誰かとゲームをプレーする準備ができます!

ここで学ぶのは:

  • チェックとチェックメイトの違い
  • ステイルメイトと引き分け
  • チェスの記譜における手の読み方、書き方
  • 駒の動かし、取るといった基礎的なストラテジー
  • キャスリング、アンパサン、その他の高度なルール!

チェスの言語

チェスの全てのマスには座標システムに基づいた名前があります。全てのファイル(行)は クイーン側のルークのファイルからキング側のファイルまでa~hのアルファベットで表されます。ランク(列)は、白の駒が最初に置かれる1列目と2列目のファイルから黒の駒が最初に置かれる7列目と8列目まで、それぞれ数字で表されます。駒はそれぞれ次のように表記されます。 キング = K. クイーン = Q. ルーク = R. ビショップ = B. ナイト = N. ポーン - シンボルなし 駒の動きは、駒のアルファベットに続き、マスのアルファベットと数字で書き記します。たとえば、キングが「f3」マスにきたら「Kf3」、ポーンを「f3」に動かしたら、シンボルは書かずに「f3」となります。
3 分
5 課題

動き方と取り方

チェスのゲームに勝つために重要なストラテジーのひとつは、相手のピースを取ること。ほとんどの場合、駒の取り方は駒の動きと同じ。ポーンだけは、前に動いて、斜めに駒を取ることを覚えておきましょう。
3 分
5 課題

チェック

相手のキングを取るために攻撃をすることをチェックと言います。チェスにおいてキングを取ることは絶対できないので、攻撃された側はチェックから逃げないといけません。 チェックは、手の後ろに「+」をつけて表します。たとえば、ナイトがg6に動いてチェックをしたときは「Ng6+」となります。
1 分
5 課題

チェックの逃れ方

チェックをかけられたら、必ずチェックから逃げなくてはなりません。チェックから逃げるには、キングを動かす、他の駒でチェックをブロックする、チェックをしている駒を取るといった方法があります。
1 分
5 課題

チェックメイト

相手にチェックをかけ、相手がチェックを逃げられなければ、あなたの勝ち。これをチェックメイトといいます。
1 分
5 課題

最短手数のチェックメイト

チェスで起こりうる最短手数のチェックメイトはどんなものなのか、気になったことはありますか?最速のチェックメイトにかかるのはたったの2手。次の手を見てみましょう。 1. f3 e5 2. g4 Qh4# チェックメイトを表すのは「#」です。
2 分
5 課題

ステイルメイト

ステイルメイトは、可能な動きがひとつもなく、かつ、キングがチェックされていない場合に起こります。たとえプレーヤーの一方がボード上にたくさん駒をもっていても、ステイルメイトは引き分けです。 ステイルメイトがよく見られるのは、プレーヤーの一人がキングしか持っておらず、キングにチェックがかかっていないけれど、次にどのマスに動かしてもチェックになってしまうから動かせない、といった場面です。
3 分
5 課題

その他の引き分け

チェスのゲームは勝ち負けが着かないときがあります。そのような場合は引き分けになります。引き分けになるのは以下の場合です。 1. ステイルメイト 2. プレーヤーがお互いに引き分けに応じたとき 3. 全く同じ局面が3回繰り返されたとき、各プレーヤーは引き分けを要求できる 4. ポーンの動き、もしくは駒を取ることなしに50手指された場合、各プレーヤーは引き分けを要求できる
1 分
5 課題

キャスリング

キャスリングはキングを守り、ルークをアクティブにする特別な手。チェスで唯一、2つの駒を1手で同時に動かせる瞬間です。キングは右か左に2マス動き、ルークがキングのすぐ反対側に動きます。キャスリングができるのは、ルークとキングがまだ動いておらず、他の駒が間にないときだけ。チェックされたときや、キングが通るマスと移動先のマスに相手駒の利きがあるときは、キャスリングできません。
3 分
5 課題

アンパサン

チェスにおいて最も変わったルールなので、きちんと理解しましょう。アンパサンは、ポーンが2マス動いたときに起こります。その直後の番、相手は自分のポーンで、まるでそのポーンが1マスしか進んでいないかのように、取ることができるのです。たとえば、もし黒のg7ポーンがg5に進んだとすると、白のh5ポーンは黒のポーンをg6マスに進んで取ることができます。この動きができるのは、ポーンが2マス動いた次の番だけ。他の手を指したら、そのあとアンパサンはできません。
1 分
5 課題

正しい手を見つけよう

どんなときも、チェスの手には何十通りもの可能性があります。正しい手を見つけるにはどうしたらいいのでしょう?ターン毎に、あなたの指せる手と相手の指せる手を良く考えるようにしましょう。チェック、キャプチャー(駒を取ること)、スレット(脅威)には特に注意を払いましょう。
4 分
5 課題

ゲームをプレーする

全ての手を解説しながら、チェスのゲーム全体を見ていきましょう。 1. e4 c6 両者ともにポーンをセンターに進めました。 2. d4 d5 両者ともに2つ目のポーンをセンターに進め、他の駒が動けるようにしました。 3. Nc3 dxe4 白はポーンを守り、黒はポーンを取りました。 4. Nxe4 Nd7 白はポーンを取り返し、黒はナイトを展開させます。 5. Bc4 Ngf6 白はビショップを、黒はナイトを展開させました。 6. Ng5 h6 白はf7ポーンを狙っているようですが、黒はスレットに気が付いていません。 7. Bxf7# チェックメイト!
3 分
5 課題

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ルール
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