コムにてリチェスの話をする反逆者のようなブログ

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実は最近リチェスのアプデが行われ、タクティクス問題に大きな向上が見られました。
それらについて紹介したいと思います。


オープニング、ミドルゲーム、エンドゲーム
これらは特にお勧めしません。やるなって意味ではなく、普通の混合問題と大差ないのでやる意味が薄いという意味です。オープニングは特にトラップ変化に特化しているわけでもないですし、エンドゲームもミドルの延長のようなタクばかりでした。
エンドゲームシリーズ
お勧めです。これまでエンドゲームタクティクスを無料で勉強しやすいサイトというのは少なかったのですが、ついにリチェスに実装されたかというところです。チェステンポは無料で5問までしかできませんし、エンジンアナライズも回数制限付きでしたし。とりわけポーンエンドゲームがおすすめです。すべてのピースエンドは「今、ポーンエンドになったらどちらが勝つのか?」ということを常に考えているので、ポーンエンドの習得はピースエンドの習得に繋がります。



モチーフシリーズ
聞いたことのないモチーフや、自分が苦手としている部門があったらやりましょう。
https://chesstempo.com/tactical-motifs
こちらに局面図付きでモチーフの説明があるので、一読あれ。



上級シリーズ
こちらは先ほどのモチーフの中でも高レベルなものってだけです。静かな手(Quiet move)やツークツワンク(Zugzwang)はエンドと近しい問題もあり、高レートな問題多めです。



メイトシリーズ
チェスの基本となるメイト問題が多数収録されており、お勧めです。チェスは無駄合いも含むので見た目の手数よりも簡単なものが出たりします。




特殊な手
これも取り立ててやる意味がない部門に思えますね。最初からスペシャルな手がテーマとなることを気をつければ、対処が分かりやすいです。プロモーション自体はいいテーマだと思いますが、ポーンエンドとかルークエンドとかで十分だと思います。



目標
テーマ設定が面白いですね、私が興味を持っているのは互角です。タクティクスばっかりやってるとついメイトや勝勢という甘美なワードに惹かれがちですが、劣勢を互角に戻したり耐え忍ぶのもタクティクスです。



手数
タクティクスは基本「3手以内に駒得するはずだから・・・」という思考を用いないので、面白い試みだと思います。一手問題なんかはテンポよくて楽しいです。ちなみに下画像のここを緑にしておくと検討せずに次の問題にテンポよく進めます。