KIDノート2:アウエルバッハ/ゼーミッシュ

KIDノート2:アウエルバッハ/ゼーミッシュ

tokijiku
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2019/01/10 18:30 |
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前回のノートではオーソドックスなKIDを中心に紹介をした。

今回はアウエルバッハ・バリエーションから黒の別の手(6...Nbd7)と、

白が5.f3と積極的に出るゼーミッシュ・ヴァリエーションについて紹介する。


アウエルバッハ/6...Nbd7

狙いはKIDでお馴染みのNc5である。

また黒はe5からeファイルをオープンにしてルークの活用を狙う。

勝負としては五分になるだろうか。

白が間違えれば黒から(小さな?)技を仕掛けられる筋もある。


ゼーミッシュ・ヴァリエーション
・総評
5.f3と突く白からの積極的なヴァリエーションである。
センターが固くなることに加え、f3がg4やh4といったキングズサイドからの攻めの足がかりにもなっていることは気をつけなければならない。g7のビショップを落とすために、Be3からQd2とc1-h6ダイアゴナルにプレッシャーを掛けてくる。ただし5.f3と突くことで...Qh4+が技として成立しやすいため、白としても気を付けなければならない。白がBh6を急いでしまうと、黒のカウンターが見事に決まりやすい。
黒は往々にしてクイーンズサイドからのカウンターを狙うことになる。
g7のビショップの働きが悪くなりやすく、白の手順によっては交換を狙うのもあり得る。
・fポーンを押し上げる
まずはKID黒がよく行う、fポーンを上げる進行である。
キングの安全度が白に比べて劣っているように思われ、黒としてはあまり指しやすいとは言えないだろう。
・a5からNh6-Nc5/ あるいはNc7
クイーンズサイドからの反撃を狙う。先後互角だろうか。

ゼーミッシュについてはとりあえずの紹介になっている。
また分かり次第加筆修正、あるいは別記事として更新する予定である。
次回はフォーポーンズ・ヴァリエーション、白のフィアンケット・システムを扱う予定である。