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はじめてのチェス講義

le-sucre
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前に行ったところとは別のチェスサークルへ行ってみました。
有名なインストラクターの方が講義&指導をしてくれる、という会でした。

歴史的なチェスプレイヤーの名局を用いての講義で、
この駒はこんな風に使うとか、こんな考え方をするとか、
多分、そんな感じの内容でした。

“多分、そんな感じ”という表現になってしまったのは、
内容がハイレベルすぎて私にはチンプンカンプンだったためです(^^;

参加者のほとんどが大学生さんっぽい様子だったので、
学生チェスサークルの現役&OBOGが主体のサークルだったのかな。
チェスビギナーで社会人歴xx年な私は、かなり浮いた存在でした。

でも、講義は面白くて、とても勉強になりました。
内容は9割以上理解ができない内容でしたが、
「強い人たちはこんなふうに考えてプレイしているのか」という感覚が、
ちょこっとだけ分かったような気持ちになれました。


講義を受けて感じたこと等のメモ。

● キングは守られるだけの存在ではない。攻めにも活用できる。
● ナイトとビショップ、どちらも3点換算で同等と言われているけど、
盤面の状況によって価値が変わる。駒交換はそのときの価値で考えること。
● 現在の盤面から直接次の手を考えるだけではなく、
その駒がどこにあったら嬉しいかを考えて、その配置をイメージしながら進めると良い。
● 白マスビショップと黒マスビショップは、価値が異なるらしい。

本当、すっごく勉強になりました。行ってよかった!
でも、あまりにアウェイな立場なので、参加は今回だけかな。
場違いすぎて、参加してしまったのがちょっと申し訳ない感じでした…。



皆さんが講師の方と指導対局している間、
主催者の方がお相手してくださいました。
教わりながら何度も手戻りしつつ、終局までの雰囲気を教わりました。

・手を戻すことになってでも、取られそうな駒は必ず守る/逃げる!
・進む手ばかり考えない、戻る手が好手のこともある。
・進めながら、定期的に“取られそうな駒チェック”をする。
・進めながら、定期的に“駒を点数化しての形勢判断”をする。

タクティクスというのを勉強すれば、
「相手の駒をどちらか絶対取れる手」とか指せるようになるらしい。


最後は白勝ちの盤面になったみたい。


…なのですが、これで詰ませられてるのか分からない。
いくら効率的な手を指せるようになっても、
最後の最後で詰ませられなきゃ勝ちにならないので、
やっぱりメイト系のアプリで鍛えるのがいいかなと思いました。

いい経験になりました♪