naruzo's Challenge 「函館決戦! 初陣編⑥」

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今回、大会に参加させていただき、

子供たちのお母様方だろうか?

結構裏方で支えている人が多かったです。

この様に、色々と携わる人がいるんだな~と思いました。

時間があれば、B.Cクラスの子供たちとも

一杯チェスを指したい勢いだったのですが残念。。。

とにかく子供たちがかわいいのである。

naruzoも歳をとったものだ。。。

 

さて第四ラウンド。

最終戦になってもいまいちOTBに慣れない。

とにかくフワフワした感じなのである。

ファイナルラウンドはnaruzoの黒番。

白はTくん。

一目、高校生か大学生か?

頭が良さそうな若者だ。

戦型は、naruzoのグリュンフェルド。

指了図、黒のa6は、定跡では4...Bg7だが

ひょっとして、4...Bg7に5.Nb5と来るかも?と思って

警戒した手。

とにかく手堅く進めようと考えていた。

指了図の黒7...c5。

実は3~4分考えた。

というのも、全く頭が真っ白だったから。

「あれ?7...c5に8.dxc5と来たら8...dxc4?。Q相殺でBxc4だと

ポーン損するだけだよな~。。。」

などと考えていた。

8.dxc5には8...Qa5というのは、カスパロフも指す手。

読みに精彩を欠いていた。

全く読めなくなっていた。

とはいえ、徐々にエンジンがかかってきた。

c.dファイルで駒がぶつかっている。

黒から仕掛ける手もありそうだが

正確さを求められると思い、見送る。

しかし、指了図のように、Qを相殺した形は想定出来た。

1ポーン損をしているが、白がダブルポーンなので

バランスはとれているかな~と思った。

 

Tくん、なかなか強い。

決め手を与えてくれない。。。

あまりこちらから動かないようにしつつ局面を探る。

最後、22...Bxc3でポーンの数が同じになった。

黒の方がアクティブに見えるが、

ほとんど勘で指している。

ダブルビショップで勝負したかったので満足。

しかし。。。ヘタくそである。。。

指している最中は、

「これでいいんだよな~?」

「これでいいんだよな~?」

の連続。。。

ほとんど手が読めない中、それなりに指せているのには理由がある。

その辺は、総評で述べるが

とにかく対局中は"抜け”がないか不安の連続だった。

当たり前の一手にも疑心暗鬼になってしまう。

それが正直な気持ちです。

ネット対戦とは全く違いました。。。

 

naruzoリザイン。

恥ずかしい話だが、正直に言う。

ドローのやり方がわからなかった。。。

大会が始まる前、ルール説明の後、naruzoは質問した。

「ゲームを始める時と、負けの意思表示はどうするんですか?」

それは理解した。

その後、審判の方が、延々とゲームが続く時は審判を呼んでください。

といわれ、その際は局面を判定してドローかどうか決めるということだった。

この”延々と続く”というのを千日手とばっかり思い込んでいた。

また、「ドローにしませんか?」と相手に聞くのも慣れていないので

どうするもんか?と思っていた。。。

現局面がドローかどうか?の判断力がなくて、

とにかく千日手にしようと思っていた。

それにしても、42.Bb6が全く読めていなくて、白キングにd4と入られ

その後キングがe5~f6のラインで破られると思った。

大体、.comのR1500~1600台なんかは

ドローの局面でもねじりあいにするクレイジーの集まりなので

明確な千日手を狙うという普段の考えも良くなかった。

とはいえ、これも経験だし、Tくん自体強かった。

残念ながら入賞ならず。。。

2勝2敗の指し分け。

ま。naruzoらしい。。。

 

次回、最終回総評。