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語る

nyankomusume
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お隣り(?)の将棋界で「将棋好きがよってたかってプロの指し手を語ってみる」(略称「てて手て」)なる企画があります。http://scr.bi/mIVpt6

 

「イメージと読みの将棋観」という本があって、ある1つの将棋の局面をテーマにして複数のプロ棋士が自分の読みや考え方等を披露する、というものですが「てて手て」はそれの素人版。当たり前ですがプロ版も素人版も一人一人考えることが違っていてとても面白いのです。将棋と全然関係ないことばっかり考えてる人がいたりしますが。

 

これのチェス版があったらいいなー

でも、ikkn さんみたいにライターを集めて編集するのめんどいなーーーーー。

 

というわけで。

 

にゃんこむすめがたった一人でマスターの指し手を自分勝手に語ってみる


気が向いたらコメント欄に「俺はこの局面、こう見るぜ!」的なことを書いてくださると嬉しいです。(←手抜き)

 

それでは早速、第一回(←続ける気満々)のテーマです。

 

1959年。フィッシャーvsペトロシアン 

http://www.chessgames.com/perl/chessgame?gid=1106430

 

やはり、最初はボビー・フィッシャーでしょう。何がやはりなのかはにゃんこむすめにもよくわかりませんが何となく

 

 

図は、白番のフィッシャーが  37.h8=Q としたところ。 

 

 

 

つまり、h7 にいたポーンを1つすすめてクイーンへのプロモーションに成功した場面です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めったに見られない、というか、にゃんこむすめはこれしか知らないというぐらい 珍妙な図になっています。クイーンが4人もいますよ。 

  

前回の記事で考察したとおり、クイーン=長門有希なので つまりこの図はこういうことになります。

  

 


  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長門有希とは

この銀河を統括する情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。しかも超絶可愛い。

です。ほとんど最強です。それが双方2人ずつ。計4人もいるわけですね。 恐ろしいまでの戦力です。見ているだけで萌死にそうです。キングにも危険が迫っていますが、それ以上に自分の心臓の方が危険です。

  

マ・クベ
「これでわが軍はあと15,498回は戦える!」
 

わかりにくいです大佐!

あと、どっちが連邦軍でどっちがジオン軍か判りません!

 

この棋譜をPCではなく実際にチェスセットで並べてみていただければ、この図の異様さが判ります。何と普通のチェスセットには、クイーンは白、黒1個ずつしか入ってませんよ!

  

 仕方がないな、と長門フィギュアで代用しようにも、長門フィギュア は4つも持ってませんでした。いやいやいや1つも持ってませんけど。

 

フィッシャーとペトロシアンは、2つ目のクイーンを作った時、一体何のフィギュアを使ったんでしょうね?  ・・・・・ハーマイオニー?(←時代が違う 

  

ちなみにこのゲーム、49手で合意によるドローとなりました。


フィッシャーが、自らの不利を自覚しながらしれっとドローを申し入 れたところ、疲れて気力のなくなっていたペトロシアンがそれを受け入れた、と言われています。

 

このあたりの判断は非常に難しいのですが、にゃんこむすめの場合「勝率40%負率30%引分率30%」ぐらいだろうと判断される局面でドローオファーされたら、勝ちを目指すよりはドローに合意しますね。

 

だって。

 

ドローが好きだからー