アリスでチェス入門

nyankomusume
nyankomusume
Oct 12, 2011, 12:59 AM |
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「ハリー・ポッター」と並んでチェス入門書の双璧とされている(ここまで棒読み)『鏡の国のアリス』は謎の本です。
作者のルイス・キャロル自身が色々謎な人ですが。
 
まず『鏡の国のアリス』とはどんな物語なのか?と言いますと。。
・アリスが鏡の中に入ってしまう。
・鏡の国=住人たちがチェスの駒。
・物語の進行がチェスのルールに沿っている(感じがする)。
・アリスの行動はまるでチェス盤の上を動いているだけっぽい。
・アリスが話しかけるのは、チェスの盤上で隣り合った駒

チェスが物語のモチーフになっていて、本の最初の方にチェスの棋譜っぽい目次

のようなものがあります。

例えば、こんな感じ。
1. アリスは赤クイーンと会う。 赤クイーンはh5へ
2.アリスは汽車でd3を越え…
3. 以下略

物語のモチーフがチェス、という辺りで普通はチェスのルールに縛られた抗えない運命に翻弄される美少女の冒険はぁはぁ

となりそうなものですが、そう単純な事にはしないのがルイス・キャロルの凄いところ。どう凄いのかよく判りませんけど。 

モチーフはチェスだけどルール無用。それともそれが鏡の国のチェスのルールなのか?
お互いが交互に指してないし!キャスリングの条件を満たしていないのにキャスリングする(お城に入る)し!最後、キングじゃなくてクイーンを取ってゲームが終わるし!

一体、これは何事なのか?ルイス・キャロルなりの言葉遊びや論理パズルが裏に隠されているのか?いくら考えてもさっぱりわかりません。
にゃんこむすめはバカなのでわかりません。誰か教えてください。

……と、ずーーーっと悩んでいたのですが、あるときふっと謎が解けました。

 

「新訳かがみの国のアリス」 http://p.tl/VzTr

を読んだら(つーか表紙を見たら)意味が判りました。表紙買いというのはやってみるものですね。

この物語では、アリス=ポーンです。そしてアリスは、言ってみればポーンと同じように「ただまっすぐ進んだ」だけです。
途中、色々な出逢いがあったり、ちょっとした冒険をしてみたり。そして気がつくとアリスの手元に王冠が現れて「女王さま」になります。

不思議な体験をしたり困難な状況を乗り越えようと必死になっている少女に、突然、魔法がかかって一件落着。


白馬に乗った王子さまこそ現れませんでしたが(馬に跨ったおっさんの騎士=チェス駒のナイトは現れましたけど)、少女が憧れのお姫様になれるという、これは一種のシンデレラストーリーなのですよ。

 

チェスとはロリ少女を女王にするゲーム

である……と、かのカパブランカも言っているではありませんか!(言ってません)

もしかすると、この『鏡の国のアリス』はチェスの入門書ではなく、7歳くらいの女の子にチェスを教えるためのテキストなのかもしれません!

というわけで。

 

7歳の女の子代表、ということで、白番を吉田歩美(c:名探偵コナン)ちゃんに持ってもらって、楽しくチェスの指導をしてみましょう。

←7歳代表:吉田歩美ちゃん

 

 

まず、初期配置。
鏡の国に迷い込んだアリス(歩美ちゃん)は、いつのまにかd2のポーンになっています。そしてアリス(歩美ちゃん)はまず赤の女王(ま、まさかベルモット!?)に出会います。ベルモットは黒の組織の人なのに『鏡の国のアリス』では白vs赤の設定なので、黒ではなくて赤です。残念です。それ言い出したら、

黒の組織のあの方の

正体は実は、あゆ…(ry

閑話休題。

ここでは赤の手番。赤の女王は 1..Qh5  と高飛びします。


 

歩美「えーん、逃げられちゃったー」
にゃんこ「とりあえずポーンを進めてみようか?ポーンは最初に動かす時は…」
歩美「そうか!2マス動かせるんだよね?」

 

と、いうことで 2.d4 です。

歩美ちゃんがd4と指したので、当然次は赤の番ですが、ここで

歩美「ねぇ、あゆみのクイーンはいつ動かせるの?」
にゃんこ「そ、そうだね。じゃぁクイーン動かしてみようか?」

歩美「いいの?じゃぁ、えい!(Qc4)」

 

 

 

 

 

歩美「さらにえい!(Qc5)」

白番、3手ぐらい続けて指してますが、にゃんこは全然気にしません。だって歩美ちゃんがかわいいから!

 

その後、ゲームはこう進みます。

白Qf8. 白d6. 白d7.白Qc8。 ずっと白ばっかり指してます。それでもにゃんこは気にしません。だって白番はかわいい歩美ちゃんだから!


その後さらに...

 

にゃんこ「Ne7 チェック!」
歩美「あー、にゃんこちゃんひどーい!」
にゃんこ「ホラ、よくみてごらん。あゆみちゃんのナイトが…」
白 xNe7  
歩美「「わーい、あゆみ、ナイト取れたぁ♡」
かわいい。

 

 

 

 

 

 

しばらく進んで...... 赤(図は黒)Qe8

にゃんこ、わざとらしくクイーンで迫ります。まるで歩美ちゃんをまさぐっているかのようです。アホです。


にゃんこ「でもホラ、ポーンはナナメに駒取れるし!ポーンは8段目に到着したら…?」

歩美「あっ!あゆみのポーン、女王さまになれるんだ♪」

 

 

 

 

白d8Q

 

なんで xe8Q とポーンで赤のクイーンを取らないんだ!?等とつっこんではいけません。

そんな些末なことはどうでもよくて、ほら!歩美ちゃん、プロモーションです!お姫さまです。かわいいです。

図面がクイーンじゃなくて歩美ちゃんになってますが、隣りのクイーンと区別するためですので気にしないでください。

 

 

この辺りで、物語はアリスの手元に突然、王冠が出現したり、アリスが赤と黒の女王に挟まれた状態で一悶着あったりします。『かがみの国のアリス』のクライマックス(?)です。が、その辺は本稿では扱いませんので本を読んでみてください。

その後、物語では女王が、つまりアリスがお城に入ったりします。つまりキャスリングですね。入城したあげくにパーティーまで始まります。

そうです。キャスリングした後、チェス盤の上ではパーティが開かれているのです。

将棋にはないチェスの魅力とは、もしかしたらこのパーティーなのかもしれせん。

 

それにしても、上の図から一体どうやってキャスリングをしたのか謎です。謎ですが鏡の国には、たった一つの真実を見抜く見た目は子ども頭脳は大人推理オタク↓

 

 

なんかいないので、にゃんこはそんなこと全然気にしません。

だってこれは歩美ちゃんとのチェス・レッスンなのだから!

そもそもチェスではクイーンはキャスリング出来ませんが、女王になった歩美ちゃんはしっかりキャスリングします。だって歩美ちゃんだから!

もしかしたらあの方かもしれないぐらいエライ人だから!


ということで、ついに歩美ちゃんは赤の女王を仕留めます。
 

歩美「銃を手にしていいのは自分が撃たれる覚悟のあるヤツだけだー♪」

最終図は謎です。女王を仕留めてゲームが終わることが謎です。キングはどうなったんでしょうか?どう考えても、 

組織のあの方が「女性」であることを指

し示している。

 としか考えられませんよね?名探偵コナンの最終回が楽しみすぎます。ちゃんと最終回を迎えるかどうか怪しいですけど。

それにしても。

あぁもう可愛い!歩美ちゃんったら可愛い!

チェス楽しい!

チェス楽しい!

チェス楽しい!


まぁ、相手が歩美ちゃんじゃなくて灰原さんだったりしたら


よくこんな腕で今までチェスしてたわ

ね…

って軽蔑の眼差しを向けられて激しく悶えることになると思いますけど。

 

 

灰原さんに罵られて悶絶しながらチェスしたい。